IOTとAIと美味しいcoffee(千葉県福祉機器展に行ってきました)

■福祉機器展はACOBAにとって関係深いイベントなんです。

会場の千葉県福祉ふれあいプラザですが、長年、千葉県の委託を受けてACOBAと長寿社会文化協会が共同で管理運営を行ってきた施設です。
そして毎年の福祉機器展の企画・立案・実行のすべてを千葉県福祉ふれあいプラザ介護実習センターという組織が行っております。
そこのマネージャーであり今回の企画の中心となって動いているのが、ACOBA副代表理事を努めている坂本冨彦さんなんです
ですので、ACOBAにとっても本当に重要な、切っても切れないイベントであり、当日は多数の会員が応援に駆けつけておりました。


■福祉機器展の目的は相互交流💛

福祉機器展の目的は、以下だそうです。

  1. 一般の方向けには
    住み慣れた地域で、自立的に自分らしい生活ができるよう支援する福祉機器と、サポートするサービスを紹介し、会場で実際に見て、聴いて、触れて、体験して頂くこと
  2. 介護・福祉関係者、学生向けには
    介護・福祉関係者や学生さんにはロボットやセンサーなどを取り入れた新技術・新商品を多数展示するとともに、セミナーやイベントを同時開催し、優れたサービスや福祉用具のアイディア募集コンテストと会場内での展示・表彰を行い、出展者・福祉関係者・学生等の相互情報交流と啓発の機会とすること。
    さらに福祉人材確保の観点から外国人研修生の受け入れや、介護の仕事に興味を持っていただくこと。

私は、福祉機器メーカーと福祉事業者のマッチングの場だとばかり思っていました。
機器メーカーや福祉事業者、学生さんとの相互交流も目的とした展覧会なのですね。
小学生や中学生などの若い世代にも、早いうちからこういうイベントを通じて福祉について興味を持ってもらえたらいいなあと思います。


■福祉機器の世界にもIOTやAIといった最新の技術革新の風が🏳‍🌈

展示されているのは、車椅子などで乗り降りできる各自動車メーカーの福祉車両、各種福祉関連サービス、遺影の撮影や高齢者体験など様々です。でもはやり「福祉機器展」なのでやはり中心は「福祉機器」ですね。
私は、先日視覚障害者向けの福祉機器展である「サイトワールド」というイベントに行って、そこでも感じたのですが、ここ数年で、福祉機器の様相ががらりと変わっておりますね。
IOTやAI・機械学習と言った最新の技術が福祉機器を大きく変え、またあたらしい機器・サービスがどんどん生まれている状況なんです。
実際、介護の現場は、ほんとにローテクで、なんでも人の目、手、頭でやる、その結果、労働環境が厳しくなって離職者が出る。そんな悪循環なのですが、そんな状況を打破する可能性があるのが、IOTとAIの利用。
人の目の代わりになるのがIOT技術、頭の部分になる(すべてではないですが)AI・機械学習らしいです。
今回の展示の中でも特に見守りロボットにおいては、ほとんどの出展者がIOT、AIなどを活用した商品を紹介していました。そんな中で、私が一番気になったもの、株式会社ファンタスティックの見守りロボット「ファンタスティックeye」を簡単に紹介したいと思います。


■まさにファンタスティック!🏳‍🌈
株式会社ファンタスティック。なんてハッピーな社名なんでしょうね。
そして、この会社、なんと2017年の千葉県のビジネスコンテストで優勝し、平成29年に創業した千葉市のベンチャー企業なんです。そのビジネスプラン名は、「センサー技術を活用して介護施設の空間をまるごとIOT化」というもの。いわゆる「見守り型ロボットシステム」ですね。
ところで従来の見守りシステムは、カメラや赤外線を使って施設利用者の動きをモニタリングするというものが多かった。しかしプライバシーの問題(トイレにカメラあったらいやですよね)や、障害物の関係上、施設のすべてを網羅することは難しかったそうです。
それで、ファンタスティック社は、電子タグを施設利用者に着けて頂き、その電子タグからの情報をもとに施設利用者がどこに居て、どのような体勢なのかを常時把握できるようにして、さらには異常時をシステムが検知(トイレで横になっているとか)して、職員に連絡するシステム「ファンタスティックeye」を完成させました。
いままで部分的でしかなかった施設内の見守りの「施設まるごと化」が可能になったんですね。
ちなみに、このシステムの開発のきっかけは、開発担当者の祖父が認知症になり徘徊を始めたがきっかけだったそうです。身近な困りごとが、この発明の原動力であったんですね。感服いたしました。


■ちょっと一服☕
ファンタスティックな方と色々とお話をして喉が渇いたなあと思っていたら、「飲み物いかがですか?」という優しい声が!そこには、あびこショッピングプラザなどで地域連携事業コーディネーターと活躍されておられる小田麻子さんのお姿が!
今回、ふれプラの介護実習センターの職員は、会場内一角でのコミュニティカフェを開いていたのですが、そこに応援に来ていただきました。
さらに小田さんのほうでお使いだった(株)ダイオーズジャパン様からお借りした高級ドリップコーヒーマシンまでお持ち頂きました。(ちなみに小田さん曰く(株)ダイオーズジャパン様は我孫子にも関係深いとの話もあり、その話はいづれゆっくり伺いたいと思っております。)
早速、その高級コーヒーを美味しくいただきました。小田様本当にありがとうございます。

(記くりわん)