県民講座(自治会、NPOの連携で新しい地域づくり)聴講ノート

日時:2019年11月15日午後1時半~

場所:千葉県福祉ふれあいプラザ9階ホール

タイトル:市民の助け合いが地域を救う ~自治会、NPOの連携で新しい地域づくり~

講師:粉川一郎教授(武蔵大学社会学部 メディア社会学科)

 

何故人は自治会・町内会・PTAなど地域に関わることに関心を持たないのか。

・日本はもともと「自治」の国。「ムラ」単位で強力な自治を持っていた

・明治維新とともに「ムラ」が中央集権体制に組み込まれる

・五人組・隣組といった相互監視体制へ

・GHQにより町内会・自治会が廃止されるも戦後徐々に復活する

・「自治」の組織というより、行政の下請組織としてのニーズ

・高度成長とともに都市化が進み「ムラ」概念は崩壊

・地域は経済活動の単位ではなく、家族は地域から遊離

・個人主義と納税者の権利意識が人々を批判者に

・結果として地域組織の衰退を招く

 

私達は地域に根ざさなくても生きていける社会を作ってきてしまった。

・外国と比べても寄付や社会貢献活動のランクが低い日本

・他者のために何かをすることはあまりない日本

・しかし「社会正義」には関心が高く、誰かが悪さをすれば徹底的に糾弾

・困った人を助ける正義ではなく、糾弾する正義

・許せない社会に対してSNSで声を上げる

・バラエティ化した報道番組がそんなSNSの少数意見を過剰に報道

・しかし誰も行動しない

 

私達が戦後70年生きてきた日本のしくみ、地域の仕組み、それをリセットして考えてみませんか?

○まず大切なのは「自治」が改めて必要だということ

○自分たちの地域の自治の中心に誰がいるのか? それは地域自身が決定すればいい

○営利や非営利と行った枠組みにとらわれることない地域運営組織を考える(自治会でもNPOでも企業でもいい)

○地域の核となる組織があり、その組織をサポートする周りの組織や沢山の人々の力があることが大切

○関わり方も多様。ボランティア、寄付、投資。

 

新しい地域の運営組織を作ろう

地域を変えていく、地域を自分たち自信が運営していく、そうした転換をするには他の地域の組織、NPO、企業、行税の助け、協力そして協働が大切。

ここに集まった方は皆さん、地域の課題を共有している人々。

自身の手で、社会の仕組み、枠組みを変えていってみませんか。

まず自分たち自信が周りの人々とのつながりを取り戻していきましょう