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★あびこのCB★

  ワンちゃんも一緒に入れるおしゃれなカフェ・・・ Cafe セッテ


 福祉作業所の開設者がユニークなカフェを始めました。バリアフリーで同時にワンチャン大歓迎のドッグカフェです。店内にはお洒落でかわいい輸入雑貨販売コーナーがあり、アウトレット商品なので市価の50%引き以上でショッピングも楽しめます。






セッテ
散歩の途中にお茶をどうぞ


セッテ
店内には喫茶コナーと販売コーナー


セッテ
ワンチャンは床か飼主の膝の上
椅子に座ってはいけません


福祉作業所「にじ」の開設からカフェを開くまで

 我孫子市出身の艫居さんの福祉活動暦は長い。障害のあるお子さんをもつ艫居さんが、市内の福祉施設でボランティアを数年続けたあと、福祉作業所「にじ」を開設したのが6年前である。「にじ」での活動のかたわら、作業所の利用者のための雇用の場となり、障害者と地域の人が交流できるバリアフリーの店を開こうと計画した。

 行政の補助金を当てにしての開店は難しかった。幸い、勤務先の会社の経営者の理解と協力を得ることができ、 cafeセッテが湖北台のメイン通りにオープンしたのが2005年4月である。開業前には我孫子市のコミュニティビジネス起業講座を受講した。

 約20坪の店内の半分は協力会社のアウトレット商品の販売スペースで、玩具、ベビー用品、インテリア商品などかわいい輸入雑貨が並んでいる。小さな傷があったり、商品を入れる箱がないなどの理由で市価の50〜70%引きという安さで、アイデアあふれる小物が手に入る。

 店内には6席の喫茶コーナーがあり、コーヒー、紅茶が200円、手づくりケーキとクッキーが100円という、これもリーズナブルな値段で楽しめるくつろぎの場となっていて、散歩や買物途中のお客が多い。
 
 cafeセッテはバリアフリーカフェ、入口は段差を無くし車椅子でも入れる。それに我孫子で唯一のワンチャン歓迎のドッグカフェだ。犬好きの艫居さんが、お客が犬と親しめるアニマルセラピーの場として、また話題作りとしてドッグカフェにした。艫居さんの理想、想いと着想でできたユニークなカフェはすぐに開店1周年を迎える。




 

作業所のお店が集まって福祉通りに


 犬を連れて毎日訪れる人もおり、愛犬家のお客は増えているようだ。「一度だけ2匹の犬が店内で取っ組み合いしコップが1つ割れたことがありましたが、犬もお店に入ると緊張するのか、店内ではお気に入りの場所で静かにしていますよ」と艫居さん。愛犬家が気軽に寄っていけるように、今年は店の裏庭にテラスを作る予定でいる。

 作業所「にじ」のメンバーとスタッフを合せて5人が交替でcafeセッテで働いている。アウトレット商品の売上もあり今はつぶれない程度の事業だが、現在の月曜から金曜までの、10時〜16時の営業時間の延長と、ランチメニューの取り揃えで客層を増やしたい。


 「この店を含めて湖北商店街のメイン通りには、惣菜・弁当屋、喫茶店、インテリア・雑貨店など福祉作業所が開いているお店が数件あります。作業所の店がもっと増え、それぞれの店が刺激しあい協力し合って結びついていくといいですね」
福祉通りができて、地域の人が交流する。福祉通りが人を呼ぶ、そこからまちの賑わいが生まれてくると艫居さんは思う。




セッテ
格安のアウトレット商品がいっぱい


愛犬家向きの商品もあります


メンバー募集中です

障害をお持ちの方、お店で働いてみませんか
        (接客、クッキー作りなど)




    入口の緩やかなスロープにはビー玉を敷き詰めています     喫茶コーナー                 来店した犬の写真集


 


概 要

        
名称
Cafe  セッテ
住所 〒270-1132 千葉県我孫子市湖北台8-18-7
TEL&FAX 04- 7188-7447
設立年 2005 年
代表者 艫居 昌子

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