休眠預金事業


休眠預金事業実行団体募集のご案内

ACOBAは一般社団法人日本民間公益活動連携機構【JANPIA】が主宰する2022年度【新型コロナ及び原油価格・物価高騰対応支援枠助成】事業の資金分配団体随時募集に再び採択されましたので、ここに実行団体の募集を開始いたします。

私どもは2020年度新型コロナウイルス対応緊急支援助成事業資金分配団体となり、実行団体の募集をしました。18団体にご応募いただき、委員5人の審査及びACOBA理事会での審査の結果、別紙5団体を採択しました。実行団体は、2021年3月から2022年 2月までの1年間の事業期間を終え、いずれも大きな成果を上げています。

今回のACOBAの事業計画は、前回より実行団体の採択件数を増やし、当然、事業予算も大幅にアップしております。それは何よりもこの休眠貯金事業をより多くの地域課題の解決につなげていきたい思いがあるからです。

事業テーマは「困窮する子ども・若者の支援体制整備事業」、地域は千葉県東葛地域と限定させて頂きました。ご関心のある団体は、ご応募いただきますようご案内申し上げます。

内容についてご不明の点がありましたら、ACOBA 事務局までご連絡ください。
ACOBA 事務局電話 04-7181-9701(代表)
e-mail:acoba.kyumin@leaf.ocn.ne.jp


オンライン説明会のご案内

今回の公募に関するオンライン説明会を開催します。
<日時>
第1回 2023年2月15日(水) 10:00~12:00
第2回 2023年2月16日(木) 13:30~15:30
(第1回、第2回とも同じ内容です。ご都合の良い方にご参加ください。)

参加ご希望の団体はメールのタイトルを「説明会希望」とし、本文に「団体名、参加者氏名、参加希望日」を明記の上、お申し込みください。
後日ZOOMのURLをお送りします。
(1団体ごとの人数制限はありません)

実行団体の公募関連(ダウンロードはこちら)

■ 実行団体公募要領.pdf

■ 実行団体向け積算の手引き.pdf

■ 実行団体公募 申請様式

・ 様式1助成金申請書

様式2団体情報 (記載例PDF)

様式3事業計画書 (記載例PDF)

様式4資金計画書

 参照データ元(SDGs) ↑様式4にも組み込んであります

・様式5ガバナンス・コンプライアンス体制現況確認書(記載例PDF)

様式6役員名簿

・様式7申請書類チェックリスト

コンソーシアムに関する誓約書


「休眠預金シンボルマーク」

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休眠預金事業 過去の実績

以下の実績は2020年度に採択され成果を上げた実行団体の情報です。

特定非営利活動法人 スマイルクラブ

所在地柏市
申請事業名コロナ時における子ども教育福祉支援事業
事業概要今回の事業では新型コロナウイルス感染症をきっかけに、上記諸課題解決のためにIT等を活用しながら、子どもたちの教育福祉支援システムを構築したい。それとともにNPOとしてのガバナンス力も向上させ、地域におけるNPOとしてさらなる貢献を目指したい。

具体的には、
1)障がい児のための新しい生活様式実現のための動画を作成し、コロナ時で教室等が中断しても自宅でも支援可能な環境を整備する。

2)中学校の部活動へIT等(iPadやオンライン相談等)を活用しながら支援できる、新たなオンライン型部活動支援モデル(バレーボール)を構築する。3)スマイルクラブの規定類等の書類整備をおこないガバナンス力を向上する。
選定理由・地域での障がい児(者)への福祉支援事業展開からの多くの教室開催実績評価、本事業の実効性、継続性が十分感じられる。

・全国的に障がい児(者)や学校の部活活動等が抱えている問題は共通する認識、本事業のコンテンツを活用エリヤ拡大の熱意に期待する。

・計画にある利用対象者のオンライン環境が気になる。視聴してもらうための工夫を検討してもらいたい。必要性の高い事業と思われるので配信回数等の充実望む。
助成金額(円)5,199,000 円
管理的経費 0
直接事業費 5,199,000 円


特定非営利活動法人 キャリアデザイン研究所

所在地柏市
申請事業名新型コロナウイルス対応障害者就労支援事業
事業概要新規事業として、障害が疑われる方(障害者含む)の就労支援に取り組みます。特に障害を受け入れられず苦労している方の支援に注力します。提供するサービスは①トレーニング施設の開設(自己理解・仕事理解の推進と踏み出す力の醸成)、②障害が疑わしい方(障害者含む)と障害者雇用を進めたい企業を,ジョブコーチとして支援、③働くことに悩んでいる方とその関係者に対してWEB相談・メール相談窓口を開設します。

助成金は開設経費、事業運転経費に充てます。また、障害者雇用推進のため、事業運営には、ボランティアスタッフも含め障害者にも加わっていただ環境を整え、地元企業にも協力を働き掛けていきます。
選定理由・千葉県東葛地域対象に、障がい者の就労支援活動実績から本事業の課題を見出している。改善取組計画は応募趣旨と合致。

・社会課題説明での統計数値から課題認識、目標設定、事業内容には共感実現性期待できる

・具体的実施に際しては、今の事業との人件費区分けは十分留意いただきたい。
助成金額(円)5,995.212 円 (+自己資金600,000)
管理的経費 733,597 円
直接事業費 5,261,615 円


特定非営利活動法人 ゆこびと

所在地鎌ヶ谷市
申請事業名生活困難者支援のための市内資源拡充事業
事業概要鎌ケ谷市内では子ども食堂を作りたいという声が聞きますが、その立上げには至っていません。こうした方をフォーラムや子ども食堂開設のノウハウを学ぶ講座を開催します。講座のあとは、実際に市内を歩き、子ども食堂の立上げの場所や、食材提供事業者の有無を調べ、そこで得た情報をもとに模擬子ども食堂開設のローププレーや、フードパントリーの立ち上げ演習を行い、子ども食堂開設やフードパントリーのネットワークづくりの機運を醸成します。また、インターンとして当法人が行っているフードパントリー事業にも参加してもらい、実際の業務体験と食料受け渡し場面での対人支援スキル向上の機会を提供します。
選定理由・コロナ禍で重要性が再認識された子ども食堂、フードパントリーについて、地域への広がりを生み出す事業であることを評価した。

・地域活動団体との繋がりを活かしコーディネート力を発揮すること、地域の潜在的人材を掘り起こすことが、事業実現の肝になると考える。

・本助成を活用し成果に繋げ、より大きい波及効果を生み出すことを期待する。
助成金額(円)5,181,000 円  
管理的経費 910,000 円
直接事業費 4,271,000 円


手賀沼まんだら

所在地我孫子市
申請事業名孤立解消の為のコミュニティプレイスの運営
事業概要誰もが集える空間「ごちゃにわ」を創出します。対象は①④居場所のない子どもや、②子育てに課題を抱えた母親や父親、話し相手の欲しい高齢者、 ③子どもを見ながら働かざるを得ない親、冬越しの場所を求める生物など。場創りの過程から場に関わる人皆んなが主体性を持って協働し、場の運営についても合意形成を諮りながら決めていく。各世代の孤立解消のツールとして「ごちゃにわ」がどのように機能するかを実験する。会員制度、イベントの開催、場づくりのプロセスなど多様な協働の仕掛けを実施し、効果的な在り方を探る。
選定理由・遊びや居場所の喪失に対する取り組みであること、子どもからお年寄りまで他世代のコミュニティ活性化が期待できることを高く評価できる。

・子どもたちの心身を育む取り組み、コロナ禍により孤立した親たちを地域で支える仕組みとなることを期待する。

・従前事業規模に対し本助成申請金額が大きい点、多岐にわたる事業計画に対する実施体制には懸念が残る。実施体制を強化し成果に繋げていただくことを期待する。
助成金額(円)5,000,000 円 (+自己資金40,415)  
管理的経費 712,805 円
直接事業費 4287,195 円


株式会社新閃力

所在地流山市
申請事業名子ども・若者オフィス」の開設
事業概要本事業では、サテライトオフィスTristに子どもや若者が学ぶ場「子ども・若者オフィス」を併設し、試験的に不登校児を対象として運用することで、子どもたち自身が学校に戻りたい、もう一度勉強したいと思えるような場を提供します。子どもたちに必要なのは「生きる力」を学ぶことであり、学校での勉強の延⾧線上に「生きる力」が存在するにも関わらず、ほとんどの子どもたちが、それに気づいていません。仕事場の近くに教育環境を整えることで、大人が日常的に子どもたちに関わり、また大人自身が働く・学ぶ姿勢を子どもたちに直接見せることで、子どもたちが本当の意味での「生きる力」を学ぶために自ら学校に戻ることをアシストします。
選定理由・シェアオフィス事業を営む当社の成長戦略、差異化の一環としての位置づけの印象を持つ。

・課題認識が「不登校児」の増加であり、その解決のための事業を「試験的に実施」というスタンスには釈然としないが、実質的な取組みを望む。

・法人は地域の教育機関とネットワークを有し地域における課題を熟知している。チャレンジングなテーマにおける高い成果を期待する。

・専門性の高い分野に踏み込もうとしているにも関わらず、事前調査や専門家のサポートはあるのかが気になる。十分な対応が図られることを希望する。
助成金額(円)5,000,000 円(+自己資金320)  
管理的経費 1,000,000 円
直接事業費 4,000,000 円

2022年度は【新型コロナ及び原油価格・物価高騰対応支援枠】として冒頭の事業を行います。休眠預金を社会に還元するために有効な事業計画を募集いたしますので、どうぞふるってご応募ください。

一般財団法人 日本民間公益活動連携機構(JANPIA (JANPIA)ホームページ