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魅力ある大正時代の別荘空間をガイド!・・・ 旧村川別荘ガイド


大正から昭和にかけて、我孫子に数多くの別荘が建てられました。
  しかし、当時の建物がそのまま残っているのはここ旧村川別荘だけで、敷地内の斜面林とともに貴重な存在です。現在は我孫子市の所有となり一般公開されています。
この旧村川別荘では、訪問者に対して"旧村川別荘 市民ガイド"によるガイドが行われており、地域活性化に貢献しています。
この度、"旧村川別荘市民ガイド"事務局の工藤さんにお話をお聞きしました。

旧村川別荘とは

東大教授の村川堅固氏が建てた別荘で、子の神大黒天の西隣の手賀沼に面した傾斜地にあり、樹林の中に溶け込むように建っていて、我孫子市指定文化財第9号に指定されています。
別荘内には「母屋」と「新館」と呼ばれる2つの建物があります。
母屋は江戸時代に建てられた我孫子宿本陣の離れを解体・移築したものです。
新館には手賀沼に面した部屋は手すり窓で趣のある部屋があり、屋根は銅板葺・千鳥破風で反りのきついのが特徴的です。村川堅固は「朝鮮風」と表現していたそうです。
詳しい説明は下記の現地の案内掲示板をどうぞ。
この旧村川別荘は存続が危ぶまれた時期がありました。詳細は旧村川別荘だより第26号(平成21 年4月22 日号)をご覧下さい。
案内掲示板(画像クリックで拡大表示)          手賀沼に面した広いガラス面の部屋   

旧村川別荘ガイド

旧村川別荘が一般公開され、平成18 年10 月より市民によるガイドが始まりました。
この"旧村川別荘ガイド"の特徴は、マニュアルの無いことです。来荘者の知りたいことを察知してそれを重点的に説明したり、自分の得意な分野の詳細な説明をしたり、個性を生かしたガイドに工夫をしているとのことです。(現在の会員の得意分野は、建物、歴史、植物・・・と多様です)
また、"旧村川別荘ガイドクラブ"では役割分担があり、ガイドの他にシフト調整や活花を担当している人とか建築家とか、これまた種々雑多とのことでした。
現在のところ、会員数は36名で男女の比率は約6対4で男性のほうが多く、年齢的には55歳以上の人が多いとのことです。
ガイドを開始してからの来荘者数は増加し、平成16年度には602人だったのが平成20年度には8,730人に激増しており、地域活性化に貢献しています。会員の努力の結果と言えるでしょう。

イベント

旧村川別荘では、"旧村川別荘ガイド"会員のアイデアにより、この別荘に相応しいイベントが開催されております。
特に好評なのは2月〜3月にかけて開催される「旧村川別荘ひなまつり」です。この「旧村川別荘のひなまつり」の特徴は、大正の懐かしき日本建築を舞台に古くからの風習である「つるしびな」も展示されることです。毎年大勢の来荘者が来られているそうです。(「つるしびな」とは、江戸時代に、ひな壇飾りを買えない家で着物の端切れで雛人形を手作りして子供の健やかな成長を願い、ひもでつるして飾ったことが由来と言われています。現在では何でもお金で買ってきて、手作りする習慣が廃れてしまっていますが、昔が偲ばれるイベントですね)
ちなみに直近では◆市制40周年記念事業◆として、平成22年2月24日(水)〜3月10日(水)に開催されます。開催時間は午前9時から午後4時までです。この時期に「旧村川別荘」を訪ねてみては如何ですか。無料ですよ。(市役所の駐車場を利用しても良いそうです)
   
ひな祭り                    つるし雛                  竹灯篭の夕べ

もう1つの好評なイベントとしては、毎年9月に開催される竹灯篭の夕べ」があります。旧村川別荘には、まだ電気が通じていなかった昭和初めに使用された燈篭が残されています。これを再生して火をともすことで、陰影に支えられたいにしえの文化を呼び起こします。また、別荘内に自生する竹を利用した竹灯篭による幻想的なライトアップで、旧村川別荘の新たな魅力が創出されています。また、昨年はコカリナの生演奏や、普段なかなか目にすることのできない珍しい楽器 一絃琴の生演奏なども披露されたようです。;  

その他

"旧村川別荘ガイド"では会員を募集しているそうです。ガイドは半日単位で月2〜3回程度です。最初の月に数回の講習があり、その後の数ヶ月間はベテランのガイドと一緒に経験を積むことになります。また、毎月1回の月例会では我孫子の歴史に関するさまざまなテーマで、学びの場・意見交換の場が設けられ、市外研修などで周辺地域の史跡やガイドの見学に行くこともあるそうです。旧村川別荘に関心のある方、歴史に興味のある方、何かを始めようと思っている方、など応募されてはいかがですか。
新会員とベテラン会員の2名でガイド中

旧村川別荘近辺の見所

旧村川別荘周辺には種々の見所がありますが、有名なのは何といっても旧村川別荘に隣接している「子の神大黒天延寿院」です。伝説によると源頼朝が行脚の途中、我孫子の近くで重い脚の病にかかった折に夢に白ネズミに乗った翁が現れてヒイラギの葉で足を祓うと治ったと伝えられ、毎年10月の第4日曜日に「柴燈護摩火渡り」の行事が行われます。また、俳人の水原秋桜子が吟行をしたことでも知られ、桜の季節には美しい花を咲かせます。
もう1つの見所は子の神古墳群です。旧村川別荘の近くにあり、比較的保存の良いのは5号墳(円墳)です。
他には、国土交通省により旧村川堅固別荘周辺の傾斜緑地が 関東の富士見100景に選定されています。空気の澄んでいる冬場には生い茂っている樹木の間から遠く富士山が望めるとのことです。
また、近隣には白樺文学館、山階鳥類研究所、鳥の博物館、水生植物園、水の館、手賀沼ふれあいライン等があり、これらの場所を訪問した後に旧村川別荘を訪れて "ひと時のくつろぎ"を楽しむ人も多いようです。このような使われ方も地域活性化に貢献している1つではないでしょうか。
子の神大黒天 子の神古墳群(5号墳)


        
●概要
名称 旧村川別荘ガイド
別荘の所在地 千葉県我孫子市寿2丁目27番9号
URL http://www.city.abiko.chiba.jp/index.cfm/11,36134,40,251,html
事務局の電話 04-7185-1583  (我孫子市教育委員会文化・スポーツ課)



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